日々映画

映画を観て感じたこと

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「BULLY」ラリー・クラーク

先日「アメリカン・アニマルズ」を観たので、便乗して若者による犯罪映画を一本。 アメリカで実際に起きたティーンエイジャーによる殺人事件を映像化した作品。 サーフィン、セックス、ドラックに溺れ、自由奔放な仲間とつるむ日々。そこに彼らの、様々な感…

「真珠の耳飾りの少女」ピーター・ウェーバー

フェルメールの最も有名な絵画「真珠の耳飾りの少女」。 その完成までを描いた作品 画家と家族、家政婦。 裕福とは言えない当時のオランダ。 画家の家で家政婦として働きはじめた美しい少女はその美貌により絵のモデルに。純粋な少女の感性と、家中に蔓延る…

「Candy」ニール・アームフィールド

前回の「哀しみの街かど」に続き、同系統のオーストラリア映画をご紹介 ストーリーは至ってシンプル。 愛し合うふたりはドラックとSEXに溺れる日々を過ごすが、何かが少しずつ壊れていく。 甘さはない。クールでもない。ドラックカルチャーに憧れている訳で…

「哀しみの街かど」ジェリー・シャッツバーグ

アルパチーノ出演作品 舞台はニューヨーク。街の片隅でヘロインに溺れて生きる若者たちを生々しく描いた作品。 そこで出会った男女。愛とともに、底のない沼に溺れる2人。 華やかな街の、裏側の世界が見事に表現されている。 よくあるドラック映画のような…

「アメリカン・アニマルズ」バート・レイトン

まだまだ上映中、注目の犯罪映画を劇場で観てきました。 アメリカで実際に起きた大学生たちによる窃盗事件。その真実を犯人である本人達の言葉を交え再現した作品。 まず犯罪映画として見応えがすごい。 彼らの間に流れた空気。せめぎ合う感情。事件の緊迫感…