日々映画

映画を観て感じたこと

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「ひつじ村の兄弟」グリームル・ハゥコーナルソン

アイスランドからの一本。 アイスランド、広大な自然の中、羊飼いの兄弟。彼らは同じ村で暮らしながら、もう40年もまともに話していない。 彼らの羊は国内随一の優良種。そんなある日、突然羊たちに疫病が広がってしまう。殺処分に反対する兄弟はある大胆な…

「さよなら、人類」ロイ・アンダーソン

スウェーデンの鬼才、ロイ・アンダーソン「散歩する惑星」「愛おしき隣人」に続く最新3作目。 面白グッズを売り歩く、冴えないセールスマンの男2人。彼らと、その周りに生きる人々の、人生の何気ない一コマ。 カラー、構図が良い。まさに北欧映画、と言える…

「みかんの丘」ザザ・ウルシャゼ

ジョージア(グルジア)からの一本。 エストニア人であるみかん農家の主人公。アブハジア自治共和国とジョージアの民族紛争で家族や村の人々はほとんどがエストニアに帰ってしまい、彼と友人の2人だけが残った。そんな中、敷地内で負傷して倒れていた敵同士…

「犬が島」ウェス・アンダーソン

あの「グランドブタペストホテル」のウェス・アンダーソンが「ファンタスティックMr.Fox」に続き、日本が舞台のストップモーション「犬が島」を公開。 あけましておめでとうございます。 今年もマイペースに趣味の偏った映画を紹介できたらと思っております…