日々映画

映画を観て感じたこと

「ひつじ村の兄弟」グリームル・ハゥコーナルソン

アイスランドからの一本。

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アイスランド、広大な自然の中、羊飼いの兄弟。彼らは同じ村で暮らしながら、もう40年もまともに話していない。

彼らの羊は国内随一の優良種。そんなある日、突然羊たちに疫病が広がってしまう。殺処分に反対する兄弟はある大胆な行動に踏み出す。

 

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アイスランドの美しい自然に息を飲む。夏の色、音の消える雪景色。広い土地に小さな家々、動物たち。それだけで観ていて飽きない。

 

静かに流れていく時間のなか、描かれるシリアスな物事は視聴者の胸の奥によく響く。

疫病、殺処分、酪農従事者たちのリアル。そして愛。

 

個人的にとても気に入って3回ほど鑑賞しました。静かな映画が好きな方にオススメ。