日々映画

映画を観て感じたこと

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「ホドロフスキーの虹泥棒」アレハンドロ・ホドロフスキー

ホドロフスキー作品の中では突飛した明るさとコメディ要素を含む素敵な一本。 パンダを乗り回し、ペットのダルメシアンを溺愛、売春婦が大好きな変人大富豪が昏睡状態に。莫大な遺産でもめる親族を尻目に、遺産を待ちながら下水道で暮らすろくでなしの甥。 …

「サンタ・サングレ/聖なる血」アレハンドロ・ホドロフスキー

お約束通りカルト映画の巨匠、ホドロフスキーの作品をいくつか。 まずは彼の作品で個人的に一番好きなこちらをご紹介。 サーカス団の両親の間に生まれた主人公。 浮気性の父親を見かねた母親は、怒りのあまり彼に硫酸をかけてしまう。それに応戦した父親は母…

「まぼろしの市街戦」フィリップ・ド・ブロカ

早稲田松竹でデジタルリマスター版を鑑賞。 伝説の反戦コメディ、と名高い名作。 舞台はフランスのとある街。 ドイツ軍による爆破を控え、住人は避難。閑散とした街に残されたのは精神病院の患者たち。 イギリス軍の主人公はフランス語が喋れるという理由に…