日々映画

映画を観て感じたこと

「真珠の耳飾りの少女」ピーター・ウェーバー

フェルメールの最も有名な絵画「真珠の耳飾りの少女」。

その完成までを描いた作品

 

f:id:lavender-photo7991:20190524134228j:image

 

画家と家族、家政婦。

裕福とは言えない当時のオランダ。

画家の家で家政婦として働きはじめた美しい少女はその美貌により絵のモデルに。純粋な少女の感性と、家中に蔓延る歪んだ愛情に嫉妬。

絵の完成までが描かれる。 

 

f:id:lavender-photo7991:20190524134623j:image

 

スカーレットヨハンソン(当時18歳)のあまりの美しさに目を疑う。真珠の耳飾りの少女本物にしか見えない。

 

観ていて胸が痛くなるような、人と人との感情。

それでいて素晴らしい絵がだんだん完成していくその様は、単純な美しさではないようだ。

有名な絵の背景は奥深く、汚れたものなのかもしれない。それでいて本当に美しい描写。

 

f:id:lavender-photo7991:20190524134726j:image

 

当時の世界観も良い。

コリンファースと、若きキリアンマーフィー(髪長い!最高!笑)の演技も見どころ。

 

f:id:lavender-photo7991:20190524135313p:image