日々映画

映画を観て感じたこと

「LOVE」ギャスパー・ノエ

新作「クライマックス」がフランスで公開。(日本での公開日は今年予定。詳細は未定)

とのことで彼の作品「LOVE」をレビュー。

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美術学校で知り合ったふたりと、同じアパートに引っ越してきた1人の少女。独特な静けさと構図、目が回るように美しい官能の世界。

 

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赤い。不気味な静けさ。

ありえないくらい生々しい。

彼の映画は本当に独特で、中毒性がある。

 

ギャスパーノエにハマったのは「エンターザボイド」を観てから。高校生であれを観て、がーんと何かが鳴り響き、本数こそ多くはないけれど彼の映画を片っ端から調べて観た。

 

ただ「LOVE」に関しては、3Dである必要性があったのかは不明。彼の世界観はなにも3Dなんかにしなくても、劇場で観ればたちまち視聴者を危ない世界に招き入れてくれる、と個人的には思っている。

 

新作公開、心待ちにしています。