「The Beguiled 欲望の目覚め」
「some where」のソフィアコッポラ最新作。
おなじみのエルファニング出演です。
"女性らしい狂気"
そんな感じなんだろうな、とハラハラしながら鑑賞したものの、物語は途中で思わぬ方向へ動き出す。
そこにあるのは嫉妬と狂気だけではなかった。愛や、恐怖、それから自衛心。そして終始姿をちらつかせる長く切ない戦争の影。
さて俳優陣が豪華。
光差す森やドレスを纏う少女たちの危なかしいオーラ。さすがソフィアコッポラだと思った。
ただ彼女の映画は狂気だけではない。ここもまた、素晴らしい。